S.L.R.* Super Long Run / Type-2, Part1 |
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バス系ボディで走り仕様を作るのは今回で2回目、パーフェクトエンジン採用も2回目です
有り余るパワーは、今回の重量級ボディも難無く動かせられるだろうと想像しての事ですが
その重さがカーブでかなりの問題となり、ルーフ、フロント、サイド・ウインドウを刳り貫き
やっとの思いで破綻無く綺麗に走られるようになりましたが、正直言ってボディは重過ぎです
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とにかく各所のカーブ出口で姿勢が乱れて安定走行とは無縁とさえ言える状況でした
行き着いた結論は車体上部を中心の軽量化、詰まるところボディの切除を敢行しました
最初に刳り貫いたのは、最も重心を下げるのに効果的と考えられたルーフの刳り貫きです
これにより、当初乱れていたカーブ出口では頗る安定して問題が解決したように見えました
しかし、次に別なカーブで今度は姿勢が乱れて走行距離が縮んでしまったのでサイドをやり
それでも足りず面積が大きめで効果が高そうなフロント・ウインドウの切除で、やっと解決
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低重心化にも繋がっているとは思いますが、走行距離を延ばす目的でウェイトを装着
1番と2番の2つではそれまで3周どころか2周と4分の一だったのが何とか3周を走破
しかし、ゼンマイの巻き方次第では3周に届かず、走行距離面で不安定な状態が続いていて
最終的に3番のプラ板(0.4mm厚)を追加する事で確実に3周以上走れるようになりました |
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車種が違うので直接的な比較にはなりませんが、ボディ側の加工について記述します
バス・チョロQの場合、フロント・オーバーハングが大きくローラーと接触してしまい
その解決の為に左側のバスと同様にあったウインカー部分、ナンバー・プレート部を切除
ナンバー部分はローラー・ベースの分として削りフロント両サイドはバンパーも削りました
フロント・ローラーのダブル装着もボディを削らなくてはならないのでフロントはシングル
背高ボディの強大なロールを抑える事を考えるとフロントのダブル・ローラー化は難しく
フロント・ローラーのダブル化は非現実的な選択になると思っているってのが本音です
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どちらも同じフロント・ホイールですが、今回の水楽館バス用は赤の塗装部分を黒に塗装
リヤのホイールも左右で色違いだったので、同じくガンダムマーカーで黒く塗装して統一
何となく見た目がバラバラだった印象が、落ち着いた感じで見た目良い感じになりました |
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↑の画像をクリックするとTwitterの動画が別窓で開きます。冒頭ではバス系ボディの使用は2度目と書きましたが、ボディの造りや厚さが特殊な今回のバスは正直言って初物との勝負と言っても良い位でした。ただ、最初のバスではリメイクでゼンマイをスピードMADに変更してやっと安定的に走行できたと言う事実があり、今回はその点で言うと全く破綻せず走れ、しかも周回数や走行距離がほぼ一定と言う本当の意味での成功を成し遂げています。つまり、走りの完成度としては後発である分だけ上になりました。ただ、フロントのスタビにポリカ・ボディの部品を使うアイディアは最初のバスで苦労して出てきた新たな手法であり、やはり最初のバスにおいても見るべき点はありますので、全く意味が無かったわけではありません。兎にも角にも今回はパーフェクト・エンジンを完全無欠に捻じ伏せてやったぜ!な気分も上々な改造になり、非常に嬉しいです |
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S.L.R.* Super Long Run / Type-2, Part2 |
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基本的にシルエットの大幅な変更はどうかと思っていましたが、やはり気になるもので
ルーフ中盤以降を完全に切除、軽量化としては1.75gですが、やはり走りは変わりました
先ず走行距離、これに関しては直線で最低2本半程度ですが延びることは延びました
目に見えて延びたと言えるほどの距離ではありませんが、走行時の異音が激減してます
つまり瞬間的で動体視力では捉えられない僅かな挙動の乱れが無くなり、安定感が増した
とにかくカーブでの安定感は別格、『あぁ、どこにも無理が無いな・・・』と言う良い印象です
そう言う点での違いは明らかなので、結局はキャブ・トラック仕様になったコイツが本命となり
最初に作成したシルエット維持版はインコース側の悪路走破仕様としてブルーMAXに変更です
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