Prince Skyline * ALSID / Long MAD |
|
昭和32年に発売のプリンス・スカイライン、実に良い造形ですが、チョロQもまた中々です
ソーラーパワーのターンテーブルが一緒だったコイツ、当初は飾って見て楽しむ予定でした
が、残念ながらボディ・サイドのシルバーのモール塗装が薄い部分があり、走り仕様に決定
超・古い年式のモデルでバリバリに速いのを!と思いましたが、現実はロングMADが限界 |
|
ボディが重いだけでもカーブではキツイのですが、セダンながら車高も結構に高いので
スピードMADではカーブの出口付近で完全に破綻、吹っ飛びまくりでどうしようもなくて
最終的な結論はロングMAD、しかも前輪をゴム・タイヤにして何とか安定走行が可能になる
と言う、久々にやっかいな奴でしたが、距離面では前輪プラのロードスターより走ってくれます
|
|
空気力学や風切り音の問題を考えず、デザイン優先じゃないとこの造形は無いのでしょうね
最近は歩行者安全ボディの意識も加わって機能的には優れていますが、残念な部分もあります
ノスタルジック・カーの魅力は、そんな制限とも言える垣根が全く無かった時代の造形の自由度 |
|
シャーシは加工が多く、先ずは画像の赤丸部分の切除を行ってボディに収まるように改造
ゼンマイ下部の刳り貫きは以前に使っていた箱スカ4ドアの時に行っていたもので本来は不要
車体の一番下であるシャーシの刳り貫きは下手をすると重心位置を高める結果にも成り得るので
最近は滅多に刳り貫いたりはしませんが、この頃はめったやたらと軽量化が良いと思ってました
今にするとちょっと考えてしまう改造なので、決してお勧めはできない改造になっちゃいますね
|
|
画像の左側がプリンス・スカイライン用に形状変更した物で、右側は完全なノーマルです
ヴィッツのシャーシを普通に使える車種は限られており、殆どは何某かの手を加えてます
先ずは立ち上がり部分を切除して平坦に、次に先端中心部分もネジ受け付近まで切除してます
ボディとの干渉が発生するためで、その回避策としての作業でどうしても避けられない形状変更
|
プリンス・スカイラインのチョロQは、ボディもシャーシも無加工でMAD系ゼンマイの搭載が可能です。なので走らせ向きであるとは思ったのですが、とにかく重量が重くて安定走行を確立する上で難点となりました。これまでの経験で言うとボディは3g台じゃないと何かとキツイです。なので過去に製作したマシーンでは車体を軽くする作業から始めていましたが、最近はそれをせずして何とか・・ と言う流れになってきていますが、正直言って何度も窓ガラスをぶち抜きたい気持ちにかられました。今回、何とかバランス良くできてくれて一安心しています |
|
|