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リヤ・ローラー無しが最良
色々と装備を変え、最終的に最も安定して距離も延びたのが写真の状況。リヤローラーの部品が無い方が距離が延びるなんて全く予想もできなかった結末です
ローラー・ベースの切り詰め
後輪の外形が標準タイヤよりも大きいのですが、前輪は普通の外径サイズなのでシャーシは前傾気味になります。ローラーに関しては安定を得易くなるスラスト角が付いてラッキーなのですが、写真右のままだと路面に頻繁に接触してしまうので前端の一部をカットしています
ローラー・ベースの更なる加工
少し判り難い画像で恐縮ですが、先端の下側はスラッシュ整形をして更に路面へのクリアランスを確保しています。これで全く路面との接触無しで走られます
約3周を走りきった動画
画像をクリックすると動画が別窓で開きます。あとほんの少しで完全に3周なんですが、その手前ってのが残念無念
コース全景の画像はこちら
動画では全景で写すとチョロがあまりにも小さくなってしまうので、部分的な撮影をしています。コースがどうなってるのか気になる方は上の画像をクリックすると拡大画像が別窓で表示されます(width=1280px
S.L.R./ For Super Long Run Type-1

昨年、2016年はとうとう一度も走らせる事はなく、チョロQ自体も全く触らずでした
常に 【ミニ四駆】 に掛かりっきりで、気が付くと1年半以上もチョロQとは殆ど無縁
2017年に入り、少し処分を考えて動き始めたら、処分どころか走り仕様作成に(笑)

今回は速さでは無く、極限の長距離走を目指す走り仕様作成を目指しました
ボディは初のポリカを使い、搭載ゼンマイもパーフェクトエンジンとしました
自分的に最強と思われる取り合わせにした訳ですが、とりあえず結果は良かった

長距離MAX仕様作成では前輪の低抵抗と超軽量を目指す必要を感じたので
チョロQデッキシステムに装備されていたプラ・ホイールを切削・軽量化
回転抵抗も軽減させるべく、先ずはセラミック・コンパウンドで車軸を磨き
艶出し剤も塗布してスムースに回転させ、一定の性能を得る事ができました

シャーシは搭載ゼンマイがパーフェクト・エンジンと言う事もあって一体整形物
ゼンマイの取り外しが他のパーツを外したりせず単独で行えるので重宝します

分割タイプのシャーシは捻り剛性が低いので色々な挙動変化があり過ぎ、不安定
走りの性能追求面でも一体整形の方が有利、更に言うとボディも一体整形が有利で
カスタマブルやハイスピードの分割ボディは走る度に違う問題が発生してしまいます

画像は作り始めの頃でリヤローラーがあったり、装着しているゼンマイも違います
最初のゼンマイはトレッド面の半分を削って接地抵抗軽減=ロングランを狙ってました

実際に走らせるとスタートからタイヤが滑りすぎ、そのロスから2周走るのがやっと
それだとスピードMADやブラックMAXでもセッティング次第で走られるので結果ボツ
最終的に外径が大きく走行抵抗を低減できるスパイク・タイヤ装着で3周走り切れました

画像はリヤ・ローラーを前進装着させる為、フロント用のベースを瞬間接着剤で装着
大径ローラーにあわせて一部を削ったりもした努力の跡(笑)なので是非ご覧ください

今回の走り比べでは大径よりも通常のローラーの方が走行距離が、かな〜り延びました
そんな事からフロントも大径では無く通常のローラーでセッティングする事にしました

実は今回の走り仕様はパーフェクトエンジンとしては初の安定走行仕様でもあります
そして、長年の走り仕様作成でリヤ・ローラー無しが最良と言うのも今回が初めての事
改造としては非常に地味なのですが個人的には感慨深い改造になったと言う面があります

着手から完成までに3日を要しましたが、過去の改造では10日以上もかかった事もあり
全般的には通常の時間投資だと思いますが、正直やっぱ楽しいですね、チョロQの改造
サイトへのファイル追加も約2年ぶりですが、新鮮と言うかワクワク感を感じました





重量増は場所によって結果が違う
13.21g⇒15.27gと結構な重量増になりましたが、前輪よりも前を重くすると走行距離が縮むのですが、後輪より後ろの重量増では逆に走行距離が飛躍的に延びる結果となりました
新たにリヤに追加したパーツ
使えそうで中々使う機会の無かった部品が今回は活躍。2つのパーツを合体させていますが、単体の時よりもガッチリと走行距離が延びました。どこまで重くできるのかは未知数ですが、とりあえず今回はここ迄で終了する事にしました
最初に使用したフロント・ローラー
このローラー・パーツは上段が左右で繋がっているので安定面で有利だと思いました。当初は、それが良いと感じていたのですが、実際には一時的な装備となりました
最終的なフロントローラーと重量
0.5g以上も軽いと流石に走りの勢いが目に見えて違ってきます。チョロQの世界では見過ごせない重量差。後ろの追加部品のお陰でフロントは初期の軽い状態に戻せたのはラッキー♪最終的にとんでもない走行距離の拡大となって嬉しい限り
ホントの最終、ローラーベース変更
元のベースは0.55グラム。少しでも軽くなれば何某かの結果が出るだろうと期待したのですが、悪化はしませんでしたが良くなる事も無く、変わらず。折角作ったので装備は新たに作った軽量版に変更しました
S.L.R./ For Super Long Run Type-1, Kai

スーパー・ロング・ランなんて言ってもスピードMADにプラス1周未満の3周未満
その結果では足りない事は明らかな訳で、更に色々と部品交換等を試してみました

先ず前輪はフリーホイール化、トミーのビットチャーGのオプションに変更しました
その時点では辛うじての3周、次にコーナー・スピードが上がったのでローラーの対策
最後にリヤ側にパーツを追加、これが最大の効果を上げて余裕の3周以上になりました

リヤの部品追加で全長が約85mm.になりましたが、カーブで問題は無い長さ
あと1センチも延びたら流石にキツそうな感じではありますので、まぁ良いところ

前輪のフリーホイール化はカーブで絶大な意力、当初はカーブ出口でコースアウト
ローラー・ベースの交換により若干の重量増にして何とか落ち着く事ができました

最終最後の装備はフロントローラーのパーツを初期状態にして更に走行距離アップ
見違える程に走行距離が大幅に延び、結局は3周+約2分の一を走る迄に成長です
全長はフロント側で約5mm縮んだので、最終的には80mm.で落ち着きました

当初はカーブでコースアウトしましたが、考えてみるとリヤのパーツ追加前の話
後ろが付いた状態で全体的な安定が高まったようで、フロントは元に戻して吉
前部軽量、後部重量級の装備が長距離走破ではカギになっている印象です

その後、更に色々と部品の交換などを試して性能向上を目指しましたが現状維持
フロントのローラーベースを更に軽量な物を作って走りましたが走行距離は変わらず
リヤのオモリ系パーツも1つだけ試してみましたが、逆に距離が大幅に短くなったので
総重量14.54グラムと言うのがホントのホントに最終最後の仕様と言うことになりました