Athletic
Course
= Long MAD
= Blue MAX
= Ranking
3.70/sec * TOYOTA TS010
3.96/sec * HONDA N360
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角度が深く抵抗が強いカープを多用し、バンク等の大きな外乱を受けてしまうトラップ・ゾーンが複数あるコースです。 一見シンプルで面白味に欠ける構成ですが、速度を出し過ぎると簡単にコース・アウトしてしまうので一周走り切るのは簡単ではなく、毎回確実に完走するのも容易では無いので、なかなかに攻略のし甲斐があるコースになりました。
コース上に3台のクルマがありますが、それぞれ完走した時の停止位置です。 スタート地点のビースピを通過するのがやっとのクルマもあれば、もう一度バンクの手前まで届くクルマもあります。 速度が出過ぎるのを避ける為にリヤ・ローラーは装着せず、パンサー・エンジンやブルーMAX等のパワー志向では無いゼンマイでの攻略が基本です。
スタートから直ぐのカーブを抜けて加速体制に入ろうとする直後にいきなり弾かれる第1のトラップ・ゾーン。パワーが無いゼンマイはココでかなり消耗します。一方でパワーが有り過ぎると弾かれた時に反対の壁に乗り上げてコース・アウトします。次にあるバンク・セクションでは勢いが足りないとコースを滑り落ちてしまうので、加減良く抜けるセッティングが焦点になってきます。
一定の勢いで通過しないとバンクの出口に行き着く前に滑り落ちてしまうので、なるべく勢いを落とさないで進入したい第2のトラップ・ゾーン。進入速度を高める為に前輪をプラ・ホイールに変更するとバンク上で粘れず、一気に滑り落ちます。仮に滑り落ちる前に出口に辿り着ける勢いを確保したとしても、その後の登り坂頂点のカーブでコース・アウトしますので、勢いがあり過ぎても良い結果には繋がらない難所です。
ゴール手前の最大の難所となる第3のトラップ・ゾーン。進入した先の悪路では極端にスピードが落ちるので勢いが足りないと停止してしまいます。しかし、このゾーンで最も厳しいのは出入り口にあるウェーブ・ゾーン。写真のようにローラーを装着していない状態でギリギリのスペース。ローラーは車体よりも幅広く装着されているので嫌が応にも小刻みに振られます。この位置に来るとパンサーなどの標準ゼンマイは殆どパワーが残っておらず、ウェーブで停止する事も少なくありません。ブルーMAXの場合は余力があるので抜け易いのですが、ここもパワーがあり過ぎると下の写真のようにウェーブ・ゾーンでコース・アウトする場合があります。何とも性格が悪いコースの誕生です(笑)