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HONDA / N360
Athletic Course Version
アスレチック・コースをロングMADで安定して走らせるのは予想以上に難しく、難産の末に誕生したN360。シャーシのセッティングがある程度出来上がった後に18車種のボディと比較走行を行った末、唯一バンクを2回クリアーする突出した魅力を見せました。適度な重量と重量分布が下回りの性能にベスト・マッチのボディでした。

短距離・加速重視のスピードMADとは正反対の性格になる長距離走向けハイ・ギアードのロングMAD。立ち上がりの加速はスピードMADに比べると穏やかですが、そのパワーはアスレチック・コースで持て余す強大さを見せました。

第一の鬼門からして突破できない状況が続き、選んだ解決法はリヤ・ローラーバンパーの装着。但し、パワーを奪う重量物および抵抗物としての役割なので速度が上がる回転部品のローラーは装着していません。

次にバンクでトラクションが抜ける問題が発生。さらなる接地圧を確保する為に、WORKSのステッカーを貼ったパーツを追加しました。本来の使い方とは上下を逆にして使用。バンクを抜けた後の上り坂頂上のカーブ対策も必要になり、スタビ・ポールも追加しています。

画像・左が今回のマシーンで使っているボディ、画像・右は加工していない標準状態のボディです。ヴィッツのシャーシを使う場合、選択できるボディには制限があります。

また、ボディの加工無しで使えるケースは殆ど無く、今回も赤丸で囲んだ部分の削り作業がありました。この作業を行わないと爪が入り切らない問題があった為で、爪自体も若干ながら削って入りを良くしています。

今回使っているシャーシはヴィッツのシャーシを流用し始めた初期から使っている物。ヨレヨレのポンコツでローラーバンパーも固定度が甘くてユルユルなので前後共に接着剤で固定しています。 前輪装着部の下に青いプレートを貼り付けたのはゼンマイの脱着でシャーシに亀裂が入った事から補強目的で使いました。これにより、外乱を受けた際の挙動変化が穏やかになる効果もありました。

画像・左は標準のシャフト、画像・右はナロー化したシャフトに変更している今回のゼンマイです。軽過ぎて速度追求仕様では使えないホイールを選択したのですが、一般的なホイールよりも奥行きが少ないので標準シャフトではワイド・トレッドになり、カーブでタイヤが接触してしまう難点がありました。

先述のシャーシでゼンマイ装着部のサイド立ち上げ部分を切除したのは、これに合わせる形でシャーシを幅狭加工した為です。もう、フニャフニャです(笑)

【登り坂・入り口】と【下り坂・出口】へのアプローチの際に若干のブレーキ効果も見込んでいるローラーバンパー最下部付近。フラット・コースで高い効果を発揮した雨宮セブンの手法を参考にしましたが、ウェーブ・ゾーンから悪路脱出までは地上高が低過ぎると障害になるのでクリアランスは大きめに取っています。

それでいてブレーキ効果を期待できる理由は次の画像で。

大きめのクリアランスを取りながらもブレーキ効果を期待している理由は横から撮影した画像で一目瞭然かと思います。路面に接触するパーツが後ろにあればある程、路面との接触が早まるので位置的にはこれで充分だろうと見込んでおり、実際の走りも非常に安定はしていました。

オーバー・ハングが有り過ぎると登り下りの角度がある部分で後輪が浮いてしまう可能性が残りますが、先述のフニャフニャ構造のお陰か?空転は発生していません。

鉄壁の安定を確保する事はできたのですが、タイムは振るわず。現時点ではラップ・タイムで4秒を切れておらず、格下のブルーMAXを積んだTS010にも及びません。

今回の改造はラップ・タイムの部分で課題が残りましたが、【完走自体が不可能】かもしれないと感じた取り組み初期段階を考えると不安無く完走させられた点で一定の成果と満足を得られました。速度追求仕様では選択できない車種やホイール、ローラーバンパーのパーツを活用でき、過去に無い流れに新鮮味を感じながら楽しむ事もできました。チョロQはやっぱ面白い!
Update / HONDA - N360 * Athletic Course Version

2014.10.08

フロント・ウインドウ下部のゼンマイ圧迫を改善
 ベスト・ラップを更新
 ☆1周目 : 3秒96 (-0.09秒)

ほんの僅かだったので放置していたゼンマイの圧迫を改善したところ、何とか4秒を切るタイムを出せました。喜びも束の間、ロングMADに積み換えたフラット・コース仕様の雨宮セブン3.17秒で難無く走破・・・ まともに完走できないマシーンが何台もある中でこんな事態が起こると拍子抜けです。