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BUS CHORO-Q / Michelin 2 STARS
Perfect Engine - Customable Chassis


もう15年近くもチョロQアップ・ダウンやカーブがあるコースで真剣に走らせているのですが
きちんと走り切れるのは乗用車、そしてパーフェクト・エンジンは非現実的選択になってました
このバスはその2つを完全に覆した上、想像領域のセッティングがそのまま通用した初の改造
セッティングの一発出し、それ自体を目標にした事は一度もありませんが、いざ実現すると予想外に嬉しさを覚えました
今回は多くの性能を求めず、下り車線直後のカーブをきっちり安定して抜ける事だけを目標にしたのが良かったと思います
バスやワゴン、ジープ系の車高が高い車種がどうしても解決できないそれを解決するだけでも自分の中では画期的なことでした
また、パーフェクト・エンジンもその鬼門を安定して抜けられないゼンマイだったので2つの難題を解決、めっちゃ満足の結果です



カスタマブルのシャーシを使う事でパーフェクト・エンジンの装着を実現できました
バスは前部オーバーハングが長いのでローラーやローラー・ベースが車体に干渉します
その問題回避で車体の一部を切除して上部ローラーを諦めてスタビ・ポール式にしました

スタビ・ポールはそれ自体の変形が結構大きく、接触面積の少なさがバスには役不足なので
安定性向上を狙い接触面積を増やす作戦でチョロQのポリカ・ボディ同梱のパーツを上部に装着
特に加工は行っておらず、良い感じのキツさで挿入する事ができて今後も重宝しそうな手法です

▲標準で装着されていたデカール類は全て剥がしてしまったので、手元にある物を適当に選んで貼り付けました。 ミシュラン・ガイドにからめ、タミヤの星マークをレストラン評価の2つ星として見立てたお遊びにしました(^-^)
ブレーキ・スポンジはソコソコの耐久性はあるかと思いますが、今回のようにカットしてしまうと寿命は短くなるかもしれません。 スポンジはグレーが最強、その次に効きが強い黒、効きの弱いグリーンもあります。車体重量や装着位置によって使い分けや混成利用ができそうなので、今後も何かと使えるアイテムになるのではないかと期待しています
下り直後のカーブを安定して抜ける為、ミニ四駆のブレーキ・スポンジを装着して戦略的に減速
チョロQには厚みがあり過ぎるので半分程度にカット、下りから平地に入る際に一瞬だけ触れます
最も減速効果が強いグレーを使ったので使用面積が少ない割には非常に効果的に機能してくれました
For Flat Course Version

長年に渡って使って来たアップダウン・レイアウトのコースですが、今回のバス攻略達成で一つの区切りにできました。 そして気になっていたフラット・コースにレイアウトを変更。 今迄もそれなりにコースの固定度向上を意識して設置していましたが、貧弱な橋脚の上にあるコース部分はどうしても沈んだり揺れたりしてスピードを殺している面があり、清掃等のメンテナンス面でも位置ズレに対する注意が必要で難儀でした。

新たに設置したフラット・コースは極力シンプルに構成、ある程度はスピードの乗り過ぎを抑えるレイアウトにしていますが、コースをガチガチに固定できた事から平均速度が高まって興奮度も上がりました。 下り車線が無い分、極端な負荷が掛かるエリアは無くなりましたが平均速度がかなり上がったので新たなコースに対応できるセッティングが必要になりました。

前の仕様は絶対的安定を優先した事からコースを一周ちょっとしか走れない上に走りが鈍重でした。  最低でも2周以上を走らせ、バスなりに・・・ですが、少しでも速く走れる仕様を作りたい事から、カーブで不安定な挙動が出易く結果として平均速度が落ちてしまうセッティングを余儀なくされるパーフェクト・エンジンをやめ、ゼンマイをスピードMADに変更しました。 この変更によりフロントのスタビポールをシンプルにできました。 フロントのローラー・ベースを以前よりも変形が少ないタイプに変更したのもあり、必要充分な安定を確保できました。
ロング・ホイールベースが採用されているチョロQはカーブで後輪が接触して挙動が大きく乱れたりコースアウトしてしまう難点があります。 リヤ・ローラーが後輪よりも先にコースに接触してくれさえすれば問題が解決するので、後ろのローラーのみアルティメット・タイガーで使われている大きいサイズのローラーを装着しました。 これが見事に機能してくれて後輪よりも先にローラーが接触、左右ローラーの接触面が実質ワイド化される事からカーブでの安定度も高まり、質の良い走りを実現できました。

ボディとシャーシの固定は1ミリ厚のプラ板をローラー・ベースに食い込む形で装着、締め込む時のプラ板の回転を阻止しました。 ローラー・ベースの厚さは約2ミリ、1ミリのでプラ板であればネジの頭が飛び出ていても路面に接触せず、強度面で不安を感じない硬さもあるので今後の定番手法になりそうです。 使用した長めのネジ、プラ板とネジ受けの空間を埋めるスペーサーはミニ四駆のパーツを使っています

ゼンマイをスピードMADに変更して走りは良くなりましたが、車体後部にある固定ネジとせり上がるギアが干渉するのでボディ後部の固定は外側からステッカーを貼って対処しています

2014.08.28

☆フロント・ローラーを大径タイプに変更してラップ・タイムが向上

【1周目】 2.02秒 ⇒ 1.74
【2周目】 5.16秒 ⇒ 3.83

アルティメットタイガーの大径ローラーをリヤ・ローラーのみにしていましたが、フロント・ローラーも大径化すると安定感とスピードの両面で向上が見られました。 スタビ・ポールとローラーとの位置関係も絶妙。車体が傾かない限りポールは接触しないものの車体が傾いても早い段階でポールが触れるのでコケ難いのではないかと好意的に?見ています。大径ローラーは圏外に考えていた部品ですが、ここに来て際立った存在感を見せてくれました。こんなに良いなら、もっと捕獲しておけば良かった・・・・