CueSpec
Home ChoroQ Blog Profile Contact
ボディ単体の重量データ
手付かずのボディは5グラムを辛うじて切る程度で重量級〜ロングMADで元気良く走らせるには重過ぎ。それでも装着シャーシとの兼ね合いでフロント・バンパーの一部切除とMADエンジンの圧迫回避でウインドウを刳り貫いたので0.2gも軽くなりました
総重量データ
前後ローラー間距離を縮めるために重量が大幅に増加した雨宮号でも15.66g この重さを惰性走行(走行距離)向上につなげるには、やはり抵抗軽減作業を積み重ねていくしかありませんでした
アクセスランキング
free counters
今回のセリカではロングMAD並に我が家のコースを2周走り切ると言う課題を克服できました。タイヤに多少の埃が付着しようが短時間の間に走行を繰り返そうが見事に走り抜けてくれました
YouTube に上げている動画は全て2周以上走っていますが、実際のところ一般的な性能の物でコースを2周走り切る事は難しく、当たりゼンマイだからこそ走れている現実があります。それだけに今回の成果は自分的に快挙でした
CHORO-Q
TOYOTA / CELICA Lift Back
チョロQの中では地味な車種であろう2代目セリカ・リフトバック
その地味さが逆に新しい事をやってやろうかと思わされる天邪鬼
いつもならパワー・ソースはロングMADなのですが、今回は変更
中距離バランス型・標準タイプのMADエンジンを使う事にしました
標準MADであればロングMADに比べて加速力が向上してくれます
その恩恵に与る形でオタッキーな軽量化(笑)は行わずに済みます

課題となるのはロングMAD並に我が家のコースを2周走り切ること
それが叶わなければ実戦デビューは認められないと決めていました

長距離走破を視野から外す事で加速力に振っている標準MADですから
そもそも無理難題、少し前までならあまりに非現実的で有り得ないお話

しかし、左端のRE雨宮・改バージョンで得られた結果を踏まえると
必ずしも不可能とは言えない気がしてならず今回の挑戦に至りました

今回のセリカではコイン・ホルダーの部分を完全に切除しました
これで前後ローラー間距離を短縮、カーブでの速度落ちを緩和し
ロングMADに匹敵する走行距離実現に近付ける戦略上の肝でした
残念ながら現実は甘くなく、ローラー間距離を縮めただけでは駄目でした
軽量化以外で残る手段は抵抗軽減の徹底的な追及、それしかありません

先ずはフロント下部のローラー・パーツを薄肉化して抵抗を軽減させ
ローラー・ベース先端下部を薄肉化し、下りから平地突入時の接触回避
前輪は今や入手が難しいQタイヤを惜しげもなく装着し、抵抗軽減上乗せ
 ┗ このタイヤはプラスチックに程近い硬さでグリップが弱い利点があります

今回も自分の中では定番になっている、ヴィッツのシャーシを使いました
ちょっと驚いたのは、何もしていないのにローダウン仕様になってくれた事

後輪側は下がり過ぎてフェンダーの内側を若干削る作業が加わりましたが
ホイールの構造がやたら奥深くに挿入されてナロー化してくれるのに助けられ
最小限の削りで済みました。後輪ホイールはそれがあっての選択になってます




Powered by Speed MAD Ver.
心機一転・スピードMADで復活
ボディの重量が4グラムを超え、5グラム近くになると標準MADではパワー不足でした。スタートがモッサリしていて、あれやこれやと改造した割には達成感を全く感じられない鈍重なものでした
総重量データ
色々と装備が変わったのでかなり重くなりましたが流石にスピードMAD、重さを感じさせないばかりか暴れ放題の走りを制御するのに結構な時間を費やしました
スピードMADで復活バトル
コース・バトルでは初となるスピードMADを搭載して復活したセリカLB。この強大なパワーなら勝てると思ったのですが、強過ぎるパワーの制御が主体になって、1周だけのコース・バトルでも小差で負けてしまいました
CELICA Lift Back
Powered by Speed MAD
後輪は若干ながら外形サイズが大きめのタイプを選びました
これで僅かでも前傾させ、前輪荷重を上げるのが目的でした

それでもカーブで車体がひっくり返って真横になる(転倒)ので
サンダーバード・チョロQのペネロープ号で使われている前輪で
車体をはみ出る程のワイド・トレッドにして平地のカーブは対策

タイヤはダンロップ・ロゴ入りに変更、これで前輪の重量増加
それでいてグリップは弱めなので良く使う手段だったりします

しかし、鬼門となる下り車線直後のカーブでは破綻してしまいました
リヤ・ローラーの下端をコースギリギリの高さにしていても駄目でした

後輪を軸にリフト・アップする範疇を超えローラーが軸になってる有様
垂直に立ち上がった瞬間、上をまたぐコースに直撃と言う凄まじさで
ここで前輪を禁断のメタル・ホイールに変更するべきか悩みました

加速が鈍るメタル・ホイールは流石に見送る事にしてウェイトを装着
これで駄目なら後輪のタイヤをグリップの弱い物に変更する策もあり
それも退化に繋がる方法なので回避を願いながら、いざ再走⇒成功!

試走を繰り返して安定走行を確認、翌日チャンプ・マシーンとガチ・バトル
スピードMADは1周半程度の走行距離なので1周目到達で速さを競いました

セリカを試走させていた時の印象から、1周バトルならば勝てそうでした
しかし、フタを開けてみるとロングMADが勝つと言う信じられない結果
2番手以降のマシーンには勝ててるんですが、1番手が異常過ぎ



細部の見直しで大幅に軽量化
各部の見直しで0.5g近い軽量化を果たせました。以前の仕様が無駄に重くなっていた事で性能を出し切れていなかったのは走行結果からも明らかになりました
フロント・ローラー
ローラー・ベースのオーバー・ハングが以前よりも短くなってカーブでの動きが軽くなった反面、安定度が落ちるのをカバーしたのは上段ローラーの薄肉ダブル装着です
リヤ・ローラー
前輪が浮き易くなる要因の一つにリヤ・ローラー後端の重量も考えられ、本来は右のRX-7と同じローラーバンパーでしたが、写真のように必要最小限の形状に変更しました
Powered by Speed MAD
CELICA Lift Back Final Version
スピードMADがロングMADに負けた ・・・・
どうにも納得できないので、細部を見直しました

これまでの大仰な外観は鳴りを潜め、常識的な装備にできました
速度、距離共に大幅に向上し、ある程度は満足できる改良でした

変更点は色々ありますが、改良の肝となったのはホイールです
以前よりも重く(0.24g⇒0.26g)、回転ブレが殆どない物に変更
狙い通りに速度が向上し、走行距離は比較にならないほどに延びました

最終的に今回の変更を加えてもロングMAD最速のRX-7に及ばず
しかし、その差はボンネットの長さ分程度にまで追い詰める事ができ
以前のコース3本分はあった差を考えると、エキサイティングなバトル
それにしてもオープン・メッシュのホイールはやはり良い車輪です
残念ながら今回は手持ちの制約から成形色のホイールになりましたが
塗装色であれば0.01g/本は重くなり、更に良くなる可能性もあります
結局、TE27*LEVINのボディに変更しました
軽過ぎず適度な重量(4.37g)が相性抜群な感じ
遂にロングMAD最速RX-7に勝つ事ができました
当面、セリカのボディは宙に浮く事になりました