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ブルーMAXの強化手段
ブルーMAXと言いつつ、記事で上げている写真では外観がブラックMAXになってます。色は違いますが作りは全く同じ
その事からブルーMAXのギアに換装してますが、最大の理由はブルーMAXのギアをブラックMAXに使うと、よりパワフルなブルーMAXになってくれるからです
バネの幅や厚さは同じですが使われている金属の色が違い、それが走りの違いを生んでいるのか?は不明ですが、とにかく今では常套手段になっています
ロングMADも同じ強化手段
MAD系エンジンもロングMADのギアをスピードMADに換装するとパワー・アップしたロングMADに変わってくれるケースが少なくありません
ホイールの塗装で質感アップ
今回のセブン君で使っているホイールですが、元々は下のインプレッサで使っているホイールと同じ物でした。黒を数滴垂らして濃くしたスモーク・クリアー(水性)を塗った直後、水で濡らした綿棒でディスク面とリムの塗装を落として乾燥。最後にクリアーを塗装してセラミック・コンパウンドで軽く磨いたものです。これが結構気に入ってます。
ホイールの重量と回転ブレ
過去の記事でも触れましたが、これが走りを支配する重要な要素の1つです。オープン・メッシュ・デザインのホイール重量は標準で塗装されているタイプでは0.27グラム程度ありますが、これを試しに0.22グラムの物にすると速度が落ち、走行距離も極端に減ってしまいます。また、今回使っているホイールは前後共に殆どブレが無く、同一デザインのホイールでもこの点で問題があると不利な結果に繋がる場合が多いです。
超軽量ロングMAD版と僅差のバトル
シルバーのFDは別格の走りでしたが、重量増をいとわずリヤ側ローラーの固定度を上げたところ、最後の最後まで3台分程度の遅れを維持してゴール。ブルーMAXでこれ程の走りを得られるケースは初めてです
軽量化に優先する事項が如何に多いかを痛感することになりました。
我が家の引き出しサーキット
これはコース作成当初の画像で現在の状況とは微妙に違いますが、レイアウトその物は全く同じです。バトルはSの位置から>>の方向にスタートして行っています
真上からの写真なので傾斜が分り難いのですが、スタート直後から登りカーブなので結構キツイです。その後の直線も短く、スピードが本格的に乗るのは下り車線からですが、下り出口がカーブでお迎えなのでココを安定して抜けるのが難しくなっています
コースは引き出しの内壁にギチギチで接しており、チョロQの走行でコースがズレないのでスピードの乗りが良く、ゼンマイ・パワーを余す所無く走りに向けられています
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MAZDA RX-7 RZ / BlueMax
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我が家のチョロQコース・バトルではロングMAD搭載車が断然強く
ブルーMAX搭載車では、前後ツイン・エンジン化が対抗手段でした

そんな中、突然変異のような走りを見せたのが写真のセブン君
エンジン単体で2番手の性能だったブルーMAXが強くなったのは
何かを狙ったわけでも無い作業の積み重ねが功を奏した気がします

最も大きな軽量化となったのは、リヤ・ウイングまわり
ウイング・サイドの立ち上がり部分を残して塗装を剥離
剥離と言っても棒ヤスリでかなり薄肉化した軽量化作業
下地となっているスモーク・ブラックが剥き出しのままです

ウイングに水転写ステッカーを貼り、最後はクリアーを筆塗り
本当は塗装しない方が軽量ですが、ステッカーの剥離防止で
使った塗料はグンゼの水性塗料を1回だけ塗るにとどめました

ウイング直下、リヤ・ゲート部分は思い切って穴開け軽量化
確かに、この作業で幾分は速くなったような気がしたのですが
この時点ではツイン・エンジン版に勝てず、ロングMADにも惨敗

フロント・ウインドウのワイパー・タンポはペーパーで削り消去
内側も棒ヤスリで削って当初の厚さを3分の2程度まで薄肉化
その後ウインドウの艶や透明度が元の状態を維持していますが
見た目を回復してくれたのが、写真のセラミック・コンパウンドです

これは透明プラスチックの磨き上げにも使える優れもので
鑑賞用のコレクションもこれで磨くと底光りして重厚感が出ます
さらにモデリング・ワックスで磨くと陶酔の世界に突入します(笑)

その他、ウインドウにボディの塗料が飛んでいるような場合だとか
マスキングからはみ出た塗料を落とすなど、使い勝手が良いので
1000円以上の買い物でしたが、価格以上の価値は充分にあります
チョロQなら綿棒の先に少量付けるだけでかなりの範囲に使えます

走行性能で2番手のエンジンがツイン・エンジン化した1番手に勝つ
ハッキリとした理由は分りませんが、このエンジンでのみ行った作業は
装着ギアを未使用の物に入れ替え、その時に研磨作業を行った点があり
それが大きく影響したとは思えませんが、理由の1つになるかもしれません

研磨と言っても、ギア同士が噛み合う部分には一切手を付けておらず
エンジン内壁、隔壁、それぞれに触れるギアの側面部分を磨きました

磨き作業は前出のセラミック・コンパウンドで軽くこすってふき取った
ただそれだけですが、確かにプル・バック作業時の音は静かになって
各部品の動きがスムースになった印象ですが、走りに直結するか不明

ざっと、このセブン君で行った作業を書きましたが
ボディの軽量化は他のFDマシーンに比べて然程の物では無く
ロングMAD最速2.15グラム、RSマグナム最速は2.48グラム
対して今回のブルーMAX搭載FDは、2.98グラムになっています

シャーシに関しては、これ以上無いくらいに軽量化した物に変更すると性能悪化
逆に目に見えてスピードが落ち、軽量化を手放しで歓迎できないケース
を知って
急遽、未加工のシャーシで最低限の削りに留めた物に変更して復活となりました

それでいて軽量化を果たして動力性能が上がったツイン・エンジンに勝ってしまう
その理由を考えると下り車線でのスピードの乗りが関連している気がしています
重い分だけ下りで勢いが増し結果として差を拡げていると言う印象を持ちました

つまり、平坦なコースの競争であれば、「軽いに越した事は無い」 気がします
ツイン・エンジンの超強力なダッシュは鮮烈ですが、悩み多き改造になりました



改造スピード・エンジン
ゼンマイの位置調整(前側)
スピード・エンジンは後輪車軸が通常タイプよりも後ろにあるのでゼンマイ・ケース前部を削って位置調整を行っています
ゼンマイの位置調整(後側)
前側を詰めた分だけ後ろには隙間ができるのでゼンマイの隔壁で使われている部品を切り出して差分を穴埋め調整しています
CHORO-Q
MAZDA RX-7 RZ / Speed Engine Kai

ブルーMAX搭載車で最速を堅持していたRX-7/RZ2位に転落
直線バトルでしか使えないと思っていた改造ゼンマイとの相性が良く
コース・バトルで破綻無く走り切る1 Lap Battle専用最速仕様に変身

見た目はオーソドックスですが、目の覚める熱い走りを見せてくれます

総重量で14グラムを切っているのは他に無く、これだけです
ゼンマイ自体がそもそも軽量ですが、改造でバネ重量は増加
そう言った中での数値で0.3g強の軽量化ボディも貢献してます

コース・バトルで改造ゼンマイを使っているのはこれだけですが
スピード・エンジンのバネをデッキ版ダッシュ・エンジンの物に交換
バネ幅が増え全長も長いのでゼンマイの重量は増加してしまいます

とは言えMAD系に比べると軽量で重心が低いゼンマイなので素直
それほど苦労する事も無く、ローラーのセッティングが決まりました

細部を見直した改良版ができました
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